概要
価値・機能起点で組織を再編したものの、変革活動が思うように推進されない状況を踏まえ、目標に向けてボトルネックを解消する実効性の高いマネジメントスタイルへの転換を支援した。
背景・課題
- 前フェーズの取り組みとして、「継続的な生産性向上」と「変化に早く対応できる」状態を実現することを目的に、価値・機能起点で新組織を設計・移行した
- 新体制では機能横断での変革活動を試みたものの、管理職・経営層における変革の意識・リーダーシップが十分に醸成されず、変革推進力が欠けていた
- また変革に向けた意欲がある社員は一定数存在するものの、組織の力学や心理的障壁などにより具体的な行動に踏み出しにくい環境だった
課題解決ポイント
- マネジメントスタイル転換のボトルネックとなっていた組織の力学や心理的障壁を取り除くなど、仕組みや風土面を含む複合的な対策
LTSの提供サービス
- 対象部門のグループリーダーとの議論を通じて、各機能の目指す・KGI・KGI阻害するボトルネック・KSF・KPIを定義し、目標に向けたボトルネックを1つずつ解消し着実に変化を起こすマネジメントを構築した
- 変革の継続性・再現性を担保するため、「人・組織・文化」面での対策の必要性を検討し、課題・施策を整理した
（例）機能横断での変革推進組織の設置、変革活動を促進する人事・表彰制度の導入、経営層と現場の理解醸成に向けたコミュニケーションプランの作成など
成果
- マネジメント層の意識の変容と目標に向けてボトルネックを解消する実効性のあるマネジメントへの転換
- 組織能力としての「変革推進力」の獲得
