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衛星データのビジネス活用に向けた戦略立案・事業計画のコンサルティングサービスを開始しました

衛星データのビジネス活用に向けた戦略立案・事業計画のコンサルティングサービスを開始
~公開ビッグデータを活用した新たなデータ活用の可能性~

 
株式会社エル・ティー・エス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:樺島 弘明/以下、LTS)は、人工衛星が観測している衛星データを、事業・サービスの戦略・計画立案に活用するコンサルティングサービスを開始したことをお知らせします。衛星データは、既に経済活動の動向把握や災害による経済・社会活動への影響予測など、様々な分野・領域で活用が進められています。LTSは、データ分析やAI※1導入支援の実績・知見から、今後、さらに衛星データの活用領域の拡大が見込まれると予想し、この度サービスとして提供することとなりました。

衛星データの活用イメージ

■背景
昨今、企業ではビッグデータ※2やAIなどのデータの利用が活性化しています。今後、さらに多くの企業がデータを活用して事業を推進するには、自社内のデータにとどまらず、外部データの活用も積極的に進める必要があると考えられます。
そこでLTSが着目したのが、衛星データの活用です。衛星データは一般公開されているにも関わらず、取り扱いに専門的な知識や経験が求められるため、大学機関や一部の専門機関を中心に活用され、ビジネスでは殆ど応用されていませんでした。LTSはこれまでデータ分析やAI導入支援を強みとしてサービスを提供する中で、衛星データという新たなビッグデータのビジネス活用の可能性を研究してきました。

※Version 4 DMSP-OLS Nighttime Lights Time Series より作成
Source: Image and Data processing by NOAA’s National Geophysical Data Center.
DMSP data collected by the US Air Force Weather Agency.
https://ngdc.noaa.gov/eog/dmsp/downloadV4composites.html

■データ分析領域におけるLTSの取り組み
LTSは、大学と連携してデータ分析の研究を進めています。今回の衛星データ分析につきましても、今後、ビジネスのポテンシャルがある領域として注力し、大学と連携してデータ活用手法の研究に取り組んできました。さらに、衛星データや地理情報データ領域の解析ができる人材を採用・育成するなど、データ分析のサービス強化に力を入れています。

■サービスの概要
LTSには、データ分析やAI導入支援など複数のデジタル活用サービスで実績を積んだデータサイエンティストが所属しています。また、新規の事業開発に向けた市場調査から市場参入に向けたコンセプト設計、事業計画の策定の支援も実施しており、戦略・事業立案のコンサルティングに強みを持っています。
今回のサービスでは、これらの知見を活かしお客様のニーズに応じた衛星データ活用の企画から実証実験までの取り組みをトータルで支援します。

■衛星データの活用・今後の可能性
●夜間光データの活用領域
人工衛星が観測しているデータの一種、夜間光データ(Night-Time light)は、経済活動(GDPやエネルギー使用量)との相関が報告されています。また、経済活動の代理変数として実証研究が進んでおり、災害による経済・社会活動への影響や消費市場の潜在性分析等にも近年は応用が進んでいます。

●夜間光データの活用例
日本の政令都市の夜間光データの変遷を可視化して、主要な経済指標との相関を分析したケースでは、都市単位の経済指標は、国勢調査や市区町村の統計情報を使う必要があり、更新頻度や粒度においても非常に限定的でしたが、夜間光データを活用することで、より詳細な経済活動指標データを取得できる可能性があります。

Source: Image and Data processing by NOAA’s National Geophysical Data Center.
Visible Infrared Imaging Radiometer Suite (VIIRS) Day/Night Band (DNB) data

(上記は衛星データ活用の一例です。衛星データ全般の活用例につきましては、以下で紹介されています。
https://sorabatake.jp/279/#4%E8%A1%9B%E6%98%9F%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%81%AE%E6%B4%BB%E7%94%A8%E4%BE%8B%E8%A7%A3%E6%9E%90%E4%BE%8B (経済産業省 Tellus『空畑「衛星データのキホン~分かること、種類、頻度、解像度、活用事例~」』))

●衛星データ(夜間光データ)の可能性
これまでリーチが難しかった地域(特に発展途上国)の社会・経済動向の理解に基づいた公共政策の立案や意思決定、地理情報データとの組み合わせによるビジネス領域への応用、全球データとして存在する夜間光データを活かした他リモートセンシング領域との連携など、様々な分野・領域においてデータ活用の余地があり、今後研究が進むにつれその活用可能性はさらに拡大していくと考えられます。

【株式会社エル・ティー・エスについて】
「お客様の現場に入り込み、人に働きかけることで戦略の実行にコミットする」をサービスポリシーとし、企業変革・働き方改革・デジタルシフトを支援する企業です。ビジネスプロセスマネジメントと先端テクノロジーへの知見を通じて、自律・継続性を踏まえた実効性のある変革支援サービスを提供しています。
東京証券取引所 マザーズ市場(証券コード:6560)
<会社概要>
代表者 : 代表取締役社長 樺島 弘明
設 立 : 2002年3月
資本金 : 496,760,600円(2018年12月31日時点)
所在地 : 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-8-6 KDX新宿286ビル3階
URL : https://lt-s.jp/
事業内容: プロフェッショナルサービスの提供
     (コンサルティング、ビジネスプロセスマネジメント、デジタル活用サービス)
     ITプラットフォーム「アサインナビ」の運営
     (ITビジネスコミュニティ、採用・人材育成、M&A支援、メディア運営)

■注釈
注1 AI(エーアイ) Artificial Intelligence(人工知能)の略
人工的にコンピュータ上などで人間と同様の知能を実現させようという試み、或いはそのための一連の基礎技術を指す。(出典:Wikipedia)
注2 ビッグデータ
一般的なデータ管理・処理ソフトウエアで扱うことが困難なほど巨大で複雑なデータの集合を表す用語。(出典:Wikipedia)

【本プレスリリースに関するお問い合わせ先】
株式会社エル・ティー・エス 広報担当
TEL: 03-5312-7010
E-Mail: info@lt-s.jp

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