LTS戦略事業本部・Data & Technology Consulting事業部の舟山雄太は、第45回医療情報学連合大会で「PatchTSTを活用したインフルエンザ流行予測精度向上に関する研究」について発表しました。
■ 学会名:第45回医療情報学連合大会
■ 開催日時:2025年11月12日(水)~11月15日(土)
■ 開催場所:アクエリ姫路(兵庫県姫路市)
■ 発表演題:『PatchTSTを活用したインフルエンザ流行予測精度向上に関する研究』
■ 発表内容の概要:
✓国立感染症研究所(NIID)の週次監視データを用い、Transformer系時系列モデルPatchTSTによるインフルエンザ予測手法を国内で初めて体系的に検証しました。
✓ 過去10年以上の都道府県別データに基づき、既存手法を大きく上回る精度を実現しました。
✓ EnsembleやTransformerを活用する米国CDCの公衆衛生予測の技術潮流を踏まえ、日本でも同水準の高度なデータ駆動型判断が可能となる基盤を示しました。
✓ 本手法は、季節流行の備えや医療リソース計画を支援する次世代の予測インフラとして、今後の実装研究を通じて社会的価値の向上を目指します。
<参考>
学会URL
https://jcmi45.org/
https://jcmi45.org/program.html