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サービス
企業を取り巻く環境変化が加速する中で、新規ビジネスやサービスのアイディアを素早く形にして市場に投入していくことが企業の重要課題となっています。そんな中で、それらの事業活動を支えるIT基盤やその構築・改善プロセスにおいてもより一層の機動力(≒アジリティ※)が求められています。
しかし企業活動を支える多くのシステムがそうした変化に対する要求に応えられず、ビジネス変化の時間軸とそれを支えるIT基盤変化の時間軸の乖離が進んでいるという企業も多いのではないでしょうか。
※アジリティ
“アジリティ”は直訳をすると、機敏さ、素早さ、敏しょう性という意味。
IT基盤を柔軟に変化させていく上で変化の足かせとなっている要因には、例えば以下のようなことがあります。
こうした状況への対応策として“アジャイル開発”という考え方が生み出され、ここ20年ほどで日本でも一定の認知を獲得するようになりました。アジャイル開発は“顧客満足”や “変化への適応“にフォーカスした考え方であり、近年はソフトウェア開発以外にも組織開発やマーケティング分野にも広がりを見せています。
「アジャイルソフトウェア開発宣言」より
・顧客満足を最優先し、価値のあるソフトウェアを早く継続的に提供する。
・要求の変更はたとえ開発の後期であっても歓迎する。変化を味方につけることによって、お客様の競争力を引き上げる。
しかし、アジャイル開発のフレームワークやプロセスを取り入れただけで真の成果につながらないケースも散見されます。その原因の一つとして、「プロダクトオーナーの機能不全」が挙げられます。
プロダクトオーナーとは、“プロダクトの価値を最大化することの結果に責任を持つ(「スクラムガイド」より)”役割と定義されています。具体的には対スクラムチーム内に対する役割と対スクラムチーム外に対する役割があり、プロダクトオーナーの果たすべき役割は非常に多岐に渡ります。近年はこのプロダクトオーナーを非IT人材である事業部門の担当者が担うケースも増えてきており、実態としてプロダクトオーナーが必要な役割を果たせない、そもそも他業務との兼業で取り組みへの関与が低くなる、などの課題が起きています。
アジリティを高め、変化に強い組織を作っていくためには、プロダクトオーナーが機能する仕組みづくりや育成が欠かせません。
アジャイル開発においてプロダクトオーナーに求められる役割
LTSのアジャイル開発支援サービスでは、「いいものをはやく届ける」をコンセプトとしています。“いいもの”とは、顧客が本当に欲しかったものを指し、それは「取り組み当初から分かっているもの」ではなく、「取り組みを通して探求していくもの」と考えています。“はやく”とは、単純に「物事を効率的に進める」ということではなく、「価値にフォーカスし続け、外部環境の変化に合わせて素早く軌道修正しながら進む」「小さくはじめて大きく育てることで、価値の実現タイミングを前倒しにする」ということを意図しています。こうしたコンセプトを持ちつつ、以下3つを特徴としてサービスを提供しています。
アジャイル開発の代表的なフレームワークであるスクラムをベースにプロジェクトを推進しつつ、LTSの強みである業務分析・要件定義スキルに長けた専門職種(=ビジネスアナリスト)を体制に含めることでプロダクトオーナーを支援しながら取り組みを進めることがLTSのサービスの最大の特徴です。
現状課題分析から将来像設計、それらを踏まえた取り組みの企画・計画策定を支援します。
アジャイル開発の代表的なフレームワークであるスクラムをベースとしたシステム開発を支援します。
スクラムをベースとし、ローコード開発ツールを用いたシステム開発を支援します。
顧客企業で推進する取り組みに参画し、伴走する中でプロダクトオーナーの育成をはじめ内製化の支援を行います。
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