LTS戦略事業本部・Data & Technology Consulting事業部の井上翔太は、2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)で論文「自然言語・視覚情報を用いた組合せ最適化問題の制約定義:推論特化型視覚言語モデルによる解生成」が採択され、研究発表を予定しております。
■ 学会名:2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)
■ 開催日時:2025年5月27日(火)~5月30日(金)
■ 開催場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪、大阪市北区)+ オンライン
■ 発表演題:『自然言語・視覚情報を用いた組合せ最適化問題の制約定義:推論特化型視覚言語モデルによる解生成』
■ 発表内容の概要:
✓自然言語と視覚情報のみで複雑な組合せ最適化問題の制約を定義し、数式モデルなしで非専門家も利用可能な手法を提案する。
✓巡回セールスマン問題に自然言語(時間窓・順序)および視覚(立入禁止エリア・エリア移動順序)制約を追加した問題設定において、推論特化型視覚言語モデル (OpenAI社:o1) を用い、解生成の性能を評価した。
✓実験結果は、o1が自然言語制約では高い制約遵守率を示し、視覚制約では制約遵守できる場合もあるが解の安定性に課題があることを明らかにした。
当社は今後も、研究開発活動を通じて技術革新に取り組み、産業と技術への貢献を目指してまいります。
<参考>
2025年度 人工知能学会全国大会(第39回)
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2025/