LTSコラム

システム操作説明会で大炎上!? ~「研修」の勘所(前編)~
2011.7.29

はじめまして。システム展開支援サービスを担当している大沼可衣(おおぬまかえ)です。
大学時代は教育学科に在籍し、心理学を専攻していました。
心理学といっても様々なものがありますが、私は認知心理学という分野で「視覚情報(写真など)の記憶」をテーマに研究をしていました。

今でも「人はどのように物事をとらえるのか」「人の受ける印象は何で決まるのか」ということに興味があります。
例えば、仕事をしていても、誰かからもらった1通のメールでやる気になったり、逆にちょっとしたきっかけで突然モチベーションが下がってしまったり・・・そんなことってありませんか?

このことにちょっぴり関連するのですが、今回のテーマは「研修」です。
私はLTSに入社以来、ずっとシステム展開支援サービスを担当しています。
これまで7つのプロジェクトを経験してきましたが、その中でシステム導入に伴う研修を何度も実施しました。
今回のテーマにて、ある研修を実施した際の出来事と、そこに隠れている「勘所」についてお話したいと思います。
その研修は、人事系システムの切替に伴う操作説明会でした。参加者は全国の事業所の人事業務担当者の方々です。
また、システム導入の推進担当であるお客様側の代表の方も、説明会に同席していました。
そして、数日間にわたる研修も無事終わり、片付けをしていたところ、お客様にこんな言葉をかけられました。
 「大沼さん、嫌な役を引き受けてくれてありがとう」

さて、この言葉は一体どういう意味でしょうか?

これは、説明会内での質疑応答時間の出来事に対しての言葉でした。
説明会の途中や最後などに、質疑応答の時間を設けることはよくありますよね。

システム導入に伴う説明会の多くは、質疑応答の時間にて相当な数の質問・意見が出ます。
進行役がうまくコントロールしないと「大炎上」することも・・・
「新しくシステムを導入するメリットが全く理解できない!」
「こんなシステムじゃ業務できない!」

進行役が対応・発言する間もなく、厳しいコメントが次々とびだすことがあります。
この説明会の場合、参加者は業務担当者であり、まさにシステム切替の影響を受ける方々です。
やはり、いくつかの厳しい意見が参加者の方から出ました。
そのような状況だったため、お客様は質疑応答をこなした私に対して「嫌な役」と表現していたのでした。
実はここに研修の大事な勘所が隠れています。
後編では、そのような状況での対応と勘所についてお伝えしたいと思います。(お楽しみに!)